夏の京都、祇園祭の宵山に行ってきました。
日本三大祭のひとつに数えられる祇園祭。その前祭のクライマックス、翌日の山鉾巡行を待つこの夜が「宵山」です。

夕暮れとともに提灯に灯がともり、街全体がお囃子に包まれる、今回は千年の都の夏祭り。

Yamahoko — 提灯に浮かび上がる、動く美術館
四条烏丸を中心に、街のあちこちに山鉾が立ち並びます。日が落ちると同時に提灯へ次々と火が入り、木組みの巨大な姿が夜の街にぼんやりと浮かび上がりました。

なかでも圧倒されたのが、長刀鉾。数ある山鉾のなかでも常に巡行の先頭を進む、祇園祭を象徴する存在です。

真っ直ぐに天を突く長刀を見上げると、その高さに首がすっかり反り返ってしまいました。提灯の灯りに照らされた姿はどこか神々しく、周りの人たちもみな足を止めて見上げています。

コンチキチンと響く祇園囃子。近づくにつれて音が大きくなり、鉾の上で笛や鐘を奏でる囃子方の姿が見えてきます。精緻な織物や金工で飾られた山鉾は「動く美術館」とも呼ばれるそうで、見上げているだけで時間を忘れてしまいそう。

Street Food — 屋台へ
歩行者天国になった通りには、ずらりと屋台が並びます。人の波に押されながら進むのも、お祭りならではの楽しさ。
まずは冷たいラムネを一本。カラン、とビー玉が鳴り、この音を聞くと、それだけで夏だなと思ってしまいます。

続いてヨーヨー釣り。

水に浮かんだカラフルなヨーヨーを、こより一本ですくい上げる緊張感 — 何度か紙が切れそうかなと思いひやりとしましたが、なんとか無事にゲット。

なんだか童心に戻った気分。

そして締めは焼きそば。鉄板の上でジュウジュウと音を立てるソースが香ばしく、なぜかいちばんめっちゃうまい。

提灯の灯り、祇園囃子、屋台の香り、そしてラムネのビー玉の音。京都の夏そのものでした。

今日はこれまで。
ACCESS
阪急京都線「烏丸駅」/地下鉄「四条駅」からすぐ。
阪急「京都河原町駅」からも徒歩圏内。