いつかの京都北山 金閣寺の旅。

室町幕府三代将軍 足利義満が山荘北山殿として造り、ご落胤といわれる一休禅師の父の後小松天皇を招いたり、日明貿易など政治の中枢であり、金閣を中心とした北山文化が築かれました。

相国寺の塔頭寺院の一つであり、正式名称鹿苑寺は、庭園や建築すべて義満が描いた極楽浄土の世界でした。

足利義満は、室町将軍や太政大臣として人臣の位を極め、その後、北山殿で世阿弥などの能や狂言、禅宗の影響を受けた建築や水墨画の他にも、明との勘合貿易により中国の文化も影響を受け、北山文化の様々な足跡を残します。

2.3mもの高さになる龍門滝。中国の故事登竜門に因んだ鯉魚石が置かれ、滝を鯉が登りきると龍に化けるといわれています。

方丈の裏にある陸舟の松。

安民沢は、奥深い樹木の中にあり、池中の小島には、白蛇塚という五輪の石塔がありました。西園寺家の鎮守ともいわれます。

夕佳亭の数寄屋造りの茶室には、たくさんの海外の方が訪れ興味津々で見られていましたね。

次回は、鎌倉の旅。
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